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真島昌利 「こんなもんじゃない」 [君にR&Rを!(日本)]

桜の前線の話、幾度したかわからない。

春を待ち遠しく想う人。
寂しく想う人。

税金を払うようになって。
四季を衣服でしか感じれなくなった人。

婚活という言葉に踊らされて、
瞬間に好きになるような。
そんな訪れを忘れてしまった人。

3日前。
toroidを感じて。
BEERの余韻に痺れながら。
小岩から、電車で新宿を経て。
新宿の京王新線のプラットホーム。

少しすらりとした美人と。
頑固なデイパックを背負う男の子。
傍から見れば恋人のように見える2人。

何か今夜の話をしながら、
酔いの仕舞。

何か微かに感じる距離。
手が触れない距離。

電車に乗り、その女の子は時々嬉しそうに話す。
男の子も頬をアルコールで赤く染めて。
ただ目はしっかりとして、眼光定まり。
丁寧に受け答えをする。

初台に着き。
女の子が名残惜しそうに、電車を降りようとする。

何か曖昧な空気があって。

時間は24時。日曜日。
明日に後ろ髪を引かれる時間。

電車のドアが閉まる15秒前。
「じゃぁ、どこか飲みにいく?」と照れ笑いで問う男の子に。
少し考えるように、嬉しそうに。
女の子が「えっ?」と言う合間に、京王線の扉は閉まり。

男は、苦笑いで「じゃぁね」と手を振り。
女の子も手を振る。
電車は音を立てて動き出し。

男の子が、空いていた座席に溜息1つ。
腰を下ろそうとする扉の外。

走り出す電車のプラットホームには、明日ではなく。
出発した電車に後ろ髪を引かれる様に、電車を見送る女の子。
気付かない男の子。

そんな光景をみながら。

あの瞬間電車を降りなかった、降りれなかった男の子と。
明日朝一番で仕事のあるボクと。

商店街を歩きながら。
自問自答を繰り返したのです。

自分なら、きっと明日の仕事のこと。
酔いのこと考えたら、電車は降りないだろうって。

いつから、そんな風になったんだろうって。

向こう見ずだった今日全力は影を潜め。
明日を信じるようになっていること。
信じる明日に、見過ごした今日ほどの輝きが無いという事実。

ipodから、マーシーが。

「こんなもんじゃない」

社会や時代が変わったんじゃなくて、自分が変わったんだって。
鏡を覗いたらどうだ?
まさにそんな気持ちに蝕まれ。

リフレインが雨のように。
商店街の明かりは力なく。
人影薄く。






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ありがとうございました [INFOMATION]

ポークカレーにRESPECTを込めることは、
この先の生涯で考えられません。

沢山のカレーライスを食べてきました。
その中でも珠玉でした。
食べ物の多くは、餌であり馳走ではありません。
ただ馳走と巡りあえたときには、素直にご馳走様と言えます。

笹塚・幡ヶ谷に来て9年。
幾度も記事にした笹塚M's CURRYのマスターが
8日夜、急逝されたそうです。

あのカレーライスが二度と食えない喪失感は、
今まで味わったことのない残念さです。

エムズカリー店先にはたくさんの花が手向けられているそうです。
ボクも今日、花を手向け感謝してきたいと思います。

9年の間、仕事終わりに一番に並んだことも
両手では数えられません。

妻になる前に、彼女と何度も足を運び、結婚してからも。
そして、家族となり娘があのカレーを食したら、
家のカレーライスを食わなくなるんじゃねぇーかと
笑っていたのでした。

店の佇まい。
そして、清潔な店内。
流れるJAZZ
そして、ハイネケンにおくら。
なかなかでないドレッシング。
レタスの上のささやかな苺の眩さ。
1枚の宇宙ポークカレー。

支配者だったボクは、その宇宙の旅が何より幸せでした。

ありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

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今までのアルネ展@イオギャラリー [男にBOOKを!]

一つ屋根の下。
料理はしますが、料理本は見ません。
故、料理本以外の妻の購入した本は、読む機会がふんだんです。

arneという雑誌がありまして。
妻が愛読していた雑誌です。

言ってしまえば質素なこの雑誌の存在感というか。
大橋歩個人の趣味雑誌で、基本趣向が、非常に無理強いなのですが。
そこに流れるモノもキライではないという到達点です。

そんなarne(アルネ)が、つい先日30号で終了と。
雑誌を自ら打ち切るというのは、雑誌が売れずおまけで釣る
このご時勢では、考えられない話ではありますが。

そんな中キレイに幕が降り。
そして今、出版元でもあるイオギャラリーにて。

今までのアルネ展
2010年3月8日(月)~20日(土)
*14日(日)休
時 間 : 12:00~18:00
入場料 : 無料

会期初日。
別に気合を入れて行った訳でもなく。
ボクの休みが初日だったので。

アルネの世界観がどうこうではなく。

どうでもいいような記事ばかりで
商品紹介に徹底した準広告のような雑誌ではなく、
個人の趣味本に近い故、非常に毎号ぬくもりを感じる雑誌でした。

展示会にて、その空気が非常に感じれた心地です。

子どもが産まれて。
妙にやわらかな雑誌が我が家に溢れています。
妻の趣向もありますが。
昨今の雑誌を買うほど、ファッションのアンテナが高いわけでもなく。
スタジオボイスのような、無茶苦茶な雑誌も陰を潜め。
そんなボクの読書現状です。

柔軟性と受容性が薄い自己であるので、
そう簡単に21世紀文化を愛するほどの器もなく、
自分の遺産的ルーツをただ脈々と愛する生活です。

アルネに感じるぬくもりは。
ニセモノではなく、一個人の愛するモノが一貫してる部分で
非常に共感するとともに、尊敬に値します。

昨今のナチュラリズムというか。
スローライフというか。
個人的には、この類はさほど・・・・。(民芸や伝統工芸とかは好きですけど)

そんな多岐な選択肢の中でも、この大橋歩という女性が貫いた価値観の形に
素直に感銘を受けた次第です。
 
そして、我が家のアルネ欠番4号分。
・・・・・・これから埋めなくてはいけません(笑

妻が購入しました。
arne収納ケース(笑

PA0_0818.JPGPA0_0819.JPG

ボク個人的には、こういうケースが大好きです。
「ぬくもり」と「主義」を貫く上で、こういう傍から見たら特別な品でも
作り手にとっては自然なこと、そこに手間をかける。ステキです。


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