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THE ROOSTERS@恵比寿リキッドルーム [LIVE OR DIE ?]

薄い雲に留まる夜。
地震と台風の天変地異。
LOWな感情の青い視界。

GUEST「大江慎也」「花田裕之」に導かれて。
恵比寿リキッドルーム。

PA0_0816.JPG

いつもの道路辿って。
恵比寿に開演ギリギリに到着。

すべてを捨て置いても今夜は、THE ROOSTERS。

実に3年ぶりの大江慎也に。
生きていることの確認を出来るだけでもありがてぇ。

OCCUPYの4曲のち、大江慎也に花田裕之登場。

若い頃のレコードの溝追っかけてる奴らには、わからないだろうけど。
曲りなりにも、復帰したUNから。
東京ならば随分大江慎也を見てる一ファンとして。

今夜の姿は最高だった。
どんだけか?と問われると、その後のTHE BIRTHDAYを捨て置いたぐらい。
聞けなかったな、THE BIRTHDAY。

1、King Bee
2、Silent Midnight
3、Rosie
4、Go For The Party
5、Hippy Hippy Shake
6、Get Everything
7、テキーラ
8、恋をしようよ
9、C.M.C.
10、Little Red Rooster


転がる時間の経過に興奮を覚える。
GO FOR THE PARTYなんて、待ち焦がれた曲だった。
少しLOWだった自分を持ち上げるためのDRUGとして常聴していた曲。

KING BEEでストラトを執拗にこする大江慎也の眼下には
焦がれたファンの数多くの興奮の海。

スティックで大江を指し、池畑がPARTYの合図を委ねる。

聴いたことの無い曲だった。
2曲目はまさかの大江慎也新曲。
戻ってから新曲とのことを知る。

聴いたことなくても自然と馴染むビート。
聴きすぎて、聞きほれて愛して止まないルースターズの音。

矢継ぎ早のROSIEのボーカルのズレは愛嬌。
この日の大江慎也の気持ちの入り方。
見てるコッチが、調子外れてしまうぐらい力と熱が篭っていた。

熟練の井上・花田・池畑が振り回されるぐらいに(笑

ROSIEをやや脱線気味で捜し求めて。
PARTYへ。
もう興奮でしかない。

目の前のルースターズはルースターズだけど。
昭和の20世紀のルースターズじゃない。

大江のソロも刻むし。
カバーだってアンリリースドのように厳しく攻め立てる。
極めつけのHIPPY HIPPY SHAKE.

いつも聞いてるアレなのに。
聞いたこともないようなアレ。
ブレイクもキッチリ。
大人の不良が「来いよ!」って手招く。
もはや、繰り出される曲にただ飲み込まれるしかない。

Get Everything にいたっては、まるでファイティング80’sの
動画を初めて見た時と同じ気持ちになった。

自然災害にも近い。
どうしようもなさ。

THE BIRTHDAYは「カチッ」と、はまっていて。
そのときの勢いで転がる感じがよくわかる。
ただ逸脱はしない。

スタジオでの修練から。
呼吸の合い方がスタジオに近い状態で、フロアに綺麗に広がるよう。
水面の波紋。

STRIPPERあたりは、もはや言葉に出来ないぐらいカッコよかったが。

PA0_0817.JPG

ルースターズのカッコよさは次元が違う。

今回のルースターズ。
演奏だけ聴けば、「恋をしようよ」も「CMC」も悲惨だろう(笑

苦笑いの果て、一瞬放送事故のような隙間を
あの手連れが起こすのだから、もはや手に負えない大江慎也。

荒くれ。

ぐしゃっと交通事故のようなステージ。
それでも、車は走る。
エンジンが死ぬまで。タイヤのバーストなど意に介さない。

最後、池畑さんもCMC終えて、立ったのに。
アンコールにもなかったんじゃないか。
いきなりのストラトからの
LITTLE RED ROOSTER。

あの感じ。
ぐしゃっとなったステージをブルースで持ち上げ。
出なくなった最短距離の声をからしながら。
届く場所までと余裕なく、進む。

燃え尽きた8ビートの残骸よりも、
歪んで曲がって潰れそうな後半のステージを。
最後も勢い任せにせず、しっかり組み上がる感じが素晴らしい。
井上富雄ですら入る位置躊躇し、池畑潤二ですら、おいおいって雰囲気でついていく。
花田裕之は、大江慎也と向き合い。
音を重ねつつ。

ハッキリ言えば無茶苦茶なステージ。

変なネックレスに
パッチワークのハーフパンツ。
ストラトキャスターに黒いジャケット、
無造作にかき上げてある髪の毛。

おじさんである。
でもビリビリとした空気と練り上げる音の塔の住人であり、
この4人でやれば間違いなく頭である。

ゆらめき輝き。
勢いは最後まで残らず。
途中の脱線をしても、最後はこれでいいだろ?といわんばかりの
最強のステージ。

20世紀の雄鶏はもういない。
過去に縛られない今を生きる雄鶏の叫び声は。
時間を長くやれば良い訳でもなく。
短ければ消化不良。

でも全力暴走の果て。
心に去来するあの感情を言葉で表すならば。

これがロックンロールなんだよとしか言いようが無い。

夏の花火より、高く。
そして綺麗にはじけた音の粒を。

またかみ締めたいが。
昨日の瞬間を、今も大切に想うほうがいい。

東京の夜。
家路は、雨。
せめて、雨で憂鬱な気分にさせてくれないと。
この全焼寸前の気持ちを鎮火出来ない。
恵みの雨、明治通り。


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コメント 12

そら

はじめまして。
すごく伝わってきました。

あちこちはずれながらも
誰も真似できない世界がそこにあったのですね。

大江慎也、健在。
よしよし(笑)
by そら (2009-08-13 21:24) 

ichipunx

相次ぐ新幹線の運休がある中、心が折れながらも足を運びました。

まさかのルースターズでした。
花田とのアコースティックセットだと勝手に決め付けてましたので。

それにしても、このセットリストはヤバかったですね。
久々に壊れました、私(笑)。

4人がルースターズを続けてくれることに、
私たちは感謝しなくてはいけませんね。





by ichipunx (2009-08-13 23:11) 

TBM

井上さんまで参加とは、驚きです。
しかも新曲まで。
そして、元気な大江さん。
これが一番うれしいことかも。
by TBM (2009-08-14 23:56) 

テツヤ

ん?Tシャツ買ったん?
つーか、乙。
3 BANDとも良かったけど。。。
やっぱROOSTERSは飛び抜けてROCKしてて良かったよなぁ。
で、あの場所に俺達4人いたのも嬉しかったよ。
また飲もうぜ!
by テツヤ (2009-08-16 03:09) 

ローリー

まさにロックンロール!
ライブらしいライブ?!ノスタルジーだけに終わらない素晴らしいショウだった。
by ローリー (2009-08-16 13:58) 

FUCKINTOSH66

いつか今のルースターズを観る勇気をF66に!w

いやでも、大江さんは元気でいてくれればそれでいいです。
そーゆう存在。横ヤリですが、TBMさんの気持ち、深く伝わります。

そして今日はダイナソー観てきたぜぃ。暑かったー。
by FUCKINTOSH66 (2009-08-17 16:59) 

ルースターズ

>そら様
コメントありがとうございます♪
健在!健在!!
ナイフのようでしたよ(笑

by ルースターズ (2009-08-19 23:08) 

ルースターズ

> ichipunx様
お久し振りです!
いやぁ素晴らしいSET LISTでした。
R&Rから、BLUESに静かに流れていく感じも見れて。
でもルースターズじゃんって思えたり。
嬉しい時間でした。
by ルースターズ (2009-08-19 23:14) 

ルースターズ

>TBM様
意外にというか、大江さん元気で何より。
本当に。
元気でいれば、幾らでもライブも。音源も。
こういうこともって感じ。
井上さんBLOGでは、またやった経緯は割愛(笑
by ルースターズ (2009-08-19 23:29) 

ルースターズ

>テツヤ様
Tシャツ買った。
もはやこれは記念碑だぁ!って(笑

いいライブでしたね。
オフ会でしたね(笑
by ルースターズ (2009-08-19 23:31) 

ルースターズ

>ローリー様
今までは、やっぱりルースターズだったけど。
こないだのは、ちょっと違う21世紀のルースターズで。
若い頃を若いようにやるんじゃなくて。
足が空回りするような。
その調子ハズレな感じがカッコよかった。
by ルースターズ (2009-08-19 23:33) 

ルースターズ

>F66様
でもF66様が、今のルースターズ見たら、
年取ってこーなったか。
やるなぁー大江さん♪って言ってくれると想うなー。

メタメタでも、どうしようもなくてもきっと(笑
生きてるだけじゃ足りないから、きっとマイクの前で
ストラト軋ませるんでしょうね、大江さん。

そんな感じ。
ボクも健在は嬉しいけど、やっぱり立ってて欲しいですもの。
by ルースターズ (2009-08-19 23:41) 

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